育児に疲れたママやパパへ。イライラした時の解決方法

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子ども達と過ごす毎日は「予定通りにいかない」ことの連続。
その中で正解のない育児に毎日翻弄し、イライラしたり、1人になりたいと思うことありませんか?

ママやパパだって1人の人間なので、マイナスの感情を持って当然です。
「親だから」と言って、イライラの気持ちを抑える必要はありません。
むしろマイナスの感情も抑えずに、その気持ちをそのまま受け止めることが大切。

イライラを抑える努力はもうやめて、自分の気持ちに少しだけ優しくしてあげましょう。

「親」でもイライラを抑えなくて良い理由

イライラしている時に、笑ったり、優しく微笑むことは難しいです。
イライラしている時は、「イライラ」しています。

何言っているの?当たり前じゃん!と思われるかと思います。
しかし、この「イライラしている気持ちを笑って隠す」ことを頑張ろうとしていませんか?

日常の生活では、周囲に合わせて自分の気持ちを「なかったことにする」場面が多くあります。
子育て中に「イライラを抑えようとすること」も同じです。

「なかったことにする」ことは、「自分の気持ちに嘘をつく」ことになり、その蓄積をすると、本当の自分の気持ちがわからなくなってしまいます。
気持ちがわからなくなってしまうと、気持ちを解消することがもっと難しくなります。

それを防ぐためにも、自分の気持ちをそのまま受け止めることは大切。
イライラした気持ちも抑えずに、「あー!今イライラしてる」と一旦そのままにしておきましょう。

そう言われてもずっとイライラするのは疲れてしまいますよね。
「抑える」以外の方法で、イライラを消していきましょう!

イライラを「抑える」以外の解決方法

「あー!今イライラしてる」と気持ちをそのまま受け止めた後にする対処法を2つご紹介します。
この2つをすれば、気持ちを穏やかにする近道になります。

自分に合う方法で「イライラ」を発散する

「自分に合う方法ってなに?」と思われる方もいるかと思いますが、これは「好きなこと」や「得意なこと」ではなく、自分が本能的に求めていることになります。

言葉を話す前くらいの子どもの頃、嫌なことがあった時にあなたはどんな行動をしていましたか?
こちらの2つのタイプでは、どちらに近いでしょうか?

  • 大きく泣いていたタイプ
  • 布団の中や部屋の端でじっとしていたタイプ

皆さんはどちらのタイプになりますか?
小さい頃にしていた行動はより「本能的」にしている行動に近いので、「自分に合った方法」を探しのヒントになります。

大きく泣いていたタイプ

大泣きをする子ども

このタイプの人は、自分を表現したり自分を発散すると、気持ちがフラットになることが多いです。

例えば、カラオケやおしゃべり、絵画や楽器などで自分を表現する時間をすることで「イライラ」を追い出しやすくなります。

しかし、育児中にはそんな時間は取れないですよね。
そんな時は、子どもが寝た後に誰かに電話をしたり、イライラを紙に書くなども良いかと思います。
ポイントは自分を「外に表現する」ということです。

布団の中や部屋の端でじっとしていたタイプ

部屋の隅にいる子ども

このタイプの人は、1人の時間を作ることで気持ちがフラットになることが多いです。

少し休息の時間を取ったり、音や人の少ない場所へいくこともおすすめです。
保育園の預かり保育や、少しの間ご家族に子どもを預けるなど、1人になる時間を積極的に作ることで、「イライラ」を追い出しやすくなります。

ポイントは「刺激の少ない時間」です。

イライラで疲れた自分にご褒美をする

ケーキを食べる人

「イライラ」を追い出したら、その分「補充する」ことも大切。
「イライラする」とエネルギーを使いますよね。
自分の好きなものを補充して、自分をご機嫌にしてしまいましょう!

大それたことではなく、「好きなコンビニスウィーツを買う」「好きな香りをまとう」「好きな漫画を読む」「好きな映画を見る」など、何か好きなことをして自分をご機嫌にしましょう。

ちなみに私はアロマが好きだったので、香りに助けてもらいました。
イライラした自分を癒すには「ベルガモット」の香りがおすすめです。

イライラするくらい頑張ったのだから、好きなもので自分にご褒美
子どもだけではなく、ママやパパにだってご褒美は大切です。


怒った顔のキャラクターは悪役が多いように、「怒り」の感情はいつも悪者になってしまいがちです。
しかし、「怒り」の感情は誰にでもある「あって当たり前」な感情です。

ママやパパだからと「常に優しくいる」必要はありません。
むしろ、常に一定の感情の家族の中では、子どもの「感情の学習」が難しくなると思います。

「怒り」を無視してなかったものにせずに、「あーイライラする!」と思ってもO K!
「怒り」「悲しい」など、子育て中は気持ちが揺れることの連続です。

色々な気持ちを大切に、気持ちの揺れで疲れた自分を癒すことに注目をしていきましょう。

yukari

子どもとママパパセラピスト
幼児教育、障害児支援に長年携わってきました。子どもだけでなく、ママパパも「自分の気持ち」を大切にした子育て情報を発信中しています。

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