感覚過敏のときに「香り」で落ち着く方法

感覚過敏のときに「香り」で落ち着く方法 子育てのヒント

感覚過敏により気持ちや体調が乱れることはありますか?
そんなときに「落ち着く」方法は、持っていますか?

人それぞれ感覚の感じ方は異なるので、過敏になることもあるかと思います。
そんなとき、何かひとつでも自分なりの解決方法があると安心ですよね。

感覚過敏の特におすすめの「香り」と活用方法をご紹介します。

「香り」はただのファッションやインテリアではない

「香り」と聞くとどんなイメージを持ちますか?
香水やルームフレグランスなど、ファッションやインテリアのイメージが強いかもしれません。

しかし香りは単に「良い香り」ではなく、身体に沢山の作用をしてくれます。

人の五感の中で、脳に伝達するプロセスが1番短いのが「嗅覚」です。
香りは直接脳に作用をしてくれます。そして、以下のようなところに影響を与えます。

・自律神経
・内分泌系
・感情
・情緒行動


この香りを上手く活用することで、「過ごしやすさ」にもつながります。

▼感覚過敏と「香り」の関係はこちらから

感覚過敏におすすめの香り2つ

ゆず

日本人に馴染みの深い「ゆず」の香り。
冬になると、柚子湯に入ったりしますよね。

ゆずの香りは、不安を取り除き、気持ちを穏やかにさせてくれます。

ゆずの精油を使うときは、抽出方が「水蒸気蒸留法」のものを選びましょう。
圧搾法で抽出されたものは、光毒性があるので紫外線に注意が必要です。
肌にはつけずに、香りを活用しましょう。

ベルガモット

柑橘系の香りで、大きく乱れた心のバランスをとってくれます

11歳のお子様におすすめの香りで、11歳未満のお子様には似た作用を持つ「スウィートオレンジ」の香りがおすすめです。

光毒性があるので、肌にはつけずに香りを活用しましょう。

香りの活用方法

カバンとアロマとハンカチ

感覚過敏は常時というよりも、何かのきっかけが生じたときに起こることが多いと思うので、「持ち歩いても使えるように」準備をすることがポイント!

・香りのスプレーを用意する
・精油を1滴ハンカチに垂らしておく など


ご自宅にいるときには、お湯の入ったマグカップに精油を1滴垂らすと、香りがすぐに広がります。

他にも、香りを身につけるかわいいグッズがあります!
大切なお守り感覚で、お気に入りのものを1つ持っておくのも良いですね。

落ち着いたり、安心する方法は一人ひとり違います。
自分に合うものを選ぶ時の選択肢に「香り」を一つ増やすのはどうですか?

香りの1.5秒の作用をぜひ活用してみてください!

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yukari

子どもとママパパセラピスト
幼児教育、障害児支援に長年携わってきました。子どもだけでなく、ママパパも「自分の気持ち」を大切にした子育て情報を発信中しています。

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