「夜になると足がパンパンで痛い」「昨日飲み会で朝起きたら顔がパンパン」そんなことありませんか?
“むくみ“は皮膚の下に余分な体液が溜まった状態で「浮腫」とも言います。むくみが起こると、体が重くつらいこともありますよね。
この記事では、むくみが起きやすい人の特徴と、おすすめの食べ物や解消方法をご紹介します。
『むくみ』が起きやすい人の特徴
むくみの原因は、塩分の摂りすぎや炎症が起こっている場合、病因性のものなど様々あります。
疾患の原因以外で、むくみが起きやすい人の特徴をいくつかご紹介します。
日頃から塩分の多い食事を摂っている人
「塩」は生きていく上で必要ですが、摂りすぎはむくみにつながります。
1日あたりの塩分摂取の目標は、成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満です。
冷え性の人
冷えの原因の一つに、血行不良があります。
血行不良になると体の巡りが悪くなり、むくみにつながりやすくなります。
1日同じ姿勢でいることが多い人
「立ちっぱなし、座りっぱなし」は、体の循環不足を引き起こします。
また、姿勢以外にも締め付けの強い服を着用することも、むくみの原因となります。
筋肉量が少ない人
血液は心臓から送り出され、「筋肉のポンプ」を使って心臓に戻ります。
筋肉が少ないと血液を心臓に戻す力が弱まり、結果循環不足でむくみにつながりやすくなります。
筋肉量は、女性が男性に比べてむくみやすい一因にもなっています。
上記の特徴に当てはまる人は、日頃のケアや生活の改善が必要です!
『むくみ』におすすめのケアをご紹介
日頃の生活を気をつけていても、むくみが生じてしまうことはあります。
むくみを感じる時は、早めのケアが大切!そこで自分でできるケア方法を3つご紹介します。
つらい症状が続く場合は、通院の検討も必要です。
「カリウム」を含む食材を摂る
特に塩分の多い食事を摂っている人におすすめのケアです。
カリウムは余分な塩分(ナトリウム)や水分を排出する働きがあります。
【おすすめの食材】
▶︎バナナ
▶︎里芋
▶︎たけのこ
▶︎ほうれん草
▶︎ハーブティー
・あずき茶
小豆茶は少し独特な苦味のような味があるのですが、こちらは飲みやすくとっても美味しかったです!
・クミスクチン
・ネトル
・ダンデライオン
※ハーブティー:治療中の病気等がある方は、医師へ相談をしてから使用してください。
足を中心にマッサージをする
マッサージをして、血液の巡りを促していきます。
特に「第二の心臓」と呼ばれる“ふくらはぎ”のマッサージがおすすめ。
ふくらはぎのポンプ機能が改善すると、血液の巡りも良くなります。
【マッサージにおすすめの精油】
植物油で精油(エッセンシャルオイル)を希釈し、足の下から上へマッサージがおすすめ!
▶︎サイプレス(妊娠中は使用を避けてください)
▶︎ジュニパー(腎臓に重い症状がある方は使用を避けてください)
▶︎ローズマリー(乳幼児、癇癪がある方、妊娠中は使用を避けてください)
フロリハナの精油は、手に入れやすい価格で、成分表をHPで確認できるので安心です。
湯船にゆっくりつかる
体を温め、血行を良くすることでむくみの改善につながります。
38度くらいのお湯にゆっくりとつかりましょう。
【お風呂におすすめの植物】
入浴剤として、これらの植物を取り入れると、体を温めてくれます。
▶︎ゆず
▶︎よもぎ
よもぎ風呂の作り方はこちらでもご紹介!
むくみは無理せず、その日のうちにケアをすることが大切。
ご自身が使いやすいものを1つ持っておくと、困った時にすぐケアができるのでおすすめです。
早めのケアをして、次の朝からも気持ちよく過ごしましょう。
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